京都大学 経済学部 編入対策(1)
京都大学はいわずとしれた超名門大学ですよね。ここでは法学部と経済学部が編入を実施しています。※工学部は高専生のみです。
法学部と工学部の対策はよくわからないので他の方のブログを見てください。TOEFLの記事は参考になると思いますのでそれは見てもいいかな(?)
alba-transfer.hatenablog.com
(京大経済 編入試験 概要)
ここから先に書くことは編入学の募集要項にのっているのもあるので興味を持ったら熟読してください。
【試験の時期】10月の最初に出願で毎年11月前半ぐらいにテストが実施されます。
【試験内容】1次にTOEFL 2次にマクロ経済学とミクロ経済学とマルクス経済学「など」から2問を選んで解答します。
令和3年度は特殊で、面接が実施されました。コロナによる特別の配慮と思われますので、今後この傾向が続くかどうかは不明です。
【受験資格】どれかに該当していればOKです。個人的な印象としては3の条件で受ける人が多いです。
1、学士の資格を持つ者(大学卒業した人)
2、短大および高専を卒業またはその年度末に卒業見込みのもの
3、4年大学において年度末までに2年間以上”在学”しているもの かつ 56単位を修得しているもの
4、外国で16年の教育課程を終えたもの
5、学校教育法第104条第4項の規定により学士の学位を授与されたもの
6、その他文部科学大臣が学士と同等と認定したもの
よく某Q&Aサイトなどで見るんですが、合格した後に単位を落としても合格取り消しにはなりません。もちろん取っておくに越したことはないですが。
【倍率】1次はTOEFLのスコアを提出するだけでどこか会場に行くわけではないので不明です。2次はだいたい40人ぐらいです。合格者は私の年は5人だったので倍率は7倍とちょっとぐらいですね。
(追記)京大側が公開していました。そちらを見てください
令和3年度は合格者4人でした。出願が44人で、2次に進めたのは11人でした。
【難易度】経済学部の編入試験ではTOEFLが導入されたことにより英語はぶっちぎりで最難関。専門科目の問題レベルは阪大の次ぐらいだと思います。つまりかなり難関ですね。
【合格点】1次はTOEFL70点ぐらいにボーダーが個人的にはある印象です。ただ最終的な合格を考えると80点越えは必要条件になってきている気がします。2次は8割取れればたいていの年は大丈夫です。簡単になったとしても毎年8割取れるレベルまで上げていればまあ合格できるでしょう。ちなみに点数はTOEFLを100点に圧縮 経済学というか専門科目が150×2=300点 の合計400点です。
※令和3年度は面接の実施のため、大幅に受験者を絞りました。おそらくボーダーは90点ぐらいだと思います。87点の方が足切りにあい、88点の方は合格したのでボーダーは88点ですね。
【かかる費用】独学で私はいったのですがその時かかった金額をもとに算出しています。
受験料 30650(送料込) TOEFL 25000ぐらい(230米ドルなので為替レートによって変わります)
私はTOEFLを2度受験しましたので計50000円ぐらいかかったことになります。
6年分セットの過去問(中央ゼミナールさんから) 1万500円
参考書代(経済学) 1万5000円ほど 参考書代(TOEFL) 2万円ほど
カプセルホテル 宿泊代 3000 交通費 往復18000
合計 14万7150円
ですので受験生の方はつまり15万円ぐらい用意しといてねって感じです。
【独学でいけるか?】経済学部ならいけます。法学部の人は論述など他の人に見てもらう部分があるため、かなり難しい気がします。
【勉強期間】短い人だと2年生の4月から始めて受かった人を知っていますが1年生の4月から始めることをおすすめします。特にTOEFLはものすごく時間がかかると思っておいてください。
(マクロ経済学の勉強法はこちらから)→京大マクロ勉強法
alba-transfer.hatenablog.com
(ミクロ経済学の勉強法はこちらから)→京大ミクロ勉強法
alba-transfer.hatenablog.com
(追記)この編入ブログが日本ブログ村大学編入学・社会人入試部門で1位を取りました!ありがとうございます!
全国の受験生に協力をいただいております。加えてそちらの方々にもありがとうございます