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経済学部 編入ブログ ~独学での攻略勉強法 教えます~

旧帝大の経済学部編入試験に独学で合格しました。あまり情報のない編入試験について受験生の方に情報を伝えられたら幸いです。

京都大学 経済学部編入対策(4) TOEFL 勉強法

京都大学を受験される方はTOEFL iBTの点数が必要になってきますよね?今回はTOEFLの対策についてのお話です。
そして京大を受験される方はTOEFLで90点を目指しましょう。過去の合格者では70点代ぐらいで受かる人もちらほらいたのですが今は難しくなっています。ちなみに私は88点です。

最初に言っておきますがTOEFLはえらい金食い虫の試験です。試験1回にかかるお金もそうですが参考書・問題集にかかる代金も高いです。私も40冊ぐらい買っていました。いや~高かったです(´;ω;`)

TOEFL 勉強法)
最初に確認していただきたいのは「基本的なリスニング能力」と「英単語・文法の基礎知識」の確認です。TOEICで800と英検2級(できれば準1級)に合格できるレベルぐらいまで上がってからTOEFLの勉強を始めていきましょう。あとTOEFLにはITPというのがあるのですが京大で求められているのはiBTの方です。ここを間違えないでくださいね。

基礎レベルの勉強法についてはTOEIC800点まで上げる こちらをご覧になってください。
それではここから先の話はこのレベルをクリアした人から読んでいってください。

まず最初に英語に限らず外国語の試験ならすべてに共通しますが最初にやることは「単語を覚える」ことです。まあ当たり前ですよね。
やる単語帳は1冊。TOEFL英単語3800」です。これは日本の受験者なら全員持っているというぐらいメジャーな単語帳です。Part3まで覚えるかPart4まで覚えるかどうかがよく議論になるんですが私の解答としてはPart4です。そもそも英語力は単語力とかなり密接に連動します。なので英単語をたくさん覚えておくことがTOEFL90到達の攻略の鍵の一つになります。
ちなみに私自身はネットで見たTOEFL 必修英単語5600」TOEFL TEST 上級英単語2500」も使っていましたがこの2冊に関しては90目指すのであればいらないかなと。もし追加で買いたいならTOEFL5600の方をおすすめします。
がんばってTOEFL用の単語をなるべく早く覚えてください。ちなみに私自身は1年生のゴールデンウイーク前に覚えてました。目安にしてみてください。
すでに90点行ったよという方は「TOEFL TEST 上級英単語2500」を使用してもいいかもしれません。かなりハイレベルですので知らなかったとしても落ち込まないでくださいね。
   


1、TOEFL リーディング対策
満点を目指しましょう。コツは1、単語を覚える 2、慣れる のたった2ステップです。
まずは先ほども述べたように単語を覚えてください。その後で問題演習に移ります。
たくさんの英語の文章を読む必要があります。
  

  

とにかくたくさんの英文を読みましょう。英語で何か検索して新聞とかを読んでみるのもいいと思います。ここで注意すべきことは必ず”新聞”などの公的な文章にすることです。例えばブログとかだとネイティブが書いていないことがあり、文章の「質」が悪い可能性があるからです。そんな時間があるならニュースサイトや新聞を読んだ方が絶対に得策です。さらにTOEFLを解いたことがある人ならわかると思うのですがテーマは本当に多種多様です。ですのでいろいろなテーマの記事を読みましょう。
多いのは”アメリカの歴史”、”生物学”、”氷山”などなど・・。アメリカの歴史について書かれたサイトとかも読んで置くといいです。
ただし一応知識がない人でも英語力があれば解ける内容です。

2、リスニング対策
 TOEFLで一番鬼門となるのはTOEFLのリスニングです。長いやつだと7分ぐらいのリスニングをずーっと聞きます。集中力との戦いになってきます。さて、TOEFLのリスニング対策はどうすればよいのか? 英語”耳”を作っていく必要があります。
先ほど紹介した本「完全攻略!TOEFL」の本も使いましょう。
まずはTOEFLというよりリスニングになれます。
使うのはめちゃくちゃあります。リスニングは何を使うかよりもとにかくいろいろな英文のスクリプトに耳をとおすことが重要です。正直TOEFL対策で一番時間がかかり、一番高得点の鍵を握っている試験ですが編入試験ははっきりいって「我慢勝負」です。
がんばってやりましょう。
あとはノルマを決めること 半年はかかることを覚悟しましょう。
  
ちなみにYoutubeでドラマとかを見ることを勧めている方もいるのですが私としては微妙ですね。というのもドラマには訛りがありますし、スラングみたいなのが結構あります。もちろんリスニングのトレーニングとしては効果があるのかもしれないんですけど効率としてはどうだろうかな~?と。やるとしたらオーディオブックとかですかね。
そしてリスニングは絶対に絶対に絶対に”毎日”やりましょう。

3、スピーキング
 スピーキングは日本人がニガテとするところですよね。でも実はこのセクション割と取りやすかったりするんです。コツは簡単な英文をたくさんしゃべることです。IELTSもそうですが、話す量がスピーキングの試験の点数と関係がある可能性は高いです。なので「下手でもいいからとにかくしゃべる!」というのが重要になります。
そしてスピーキング対策で使う参考書は2冊ほど。
   

TOEFLスピーキングは2つにわけられて自由英作文と複合英作文です。
TOEFLスピーキングはお決まりパターンに落とすことです。例えば「お金」「人」とかですね。例をあげますね。
 あなたが嫌いなのは? → 孤独 →私にとっての幸せは人といることだから
 勉強はなぜ大切ですか? → 勉強すればお金が稼げるようになる。 → お金は何をするにも重要であるから
 人生でもっとも大切にすべきものは → 家族 →人といることが幸せだから。
 子供たちはスポーツをすべきか?→すべき→お金を稼ぐには体力が必要だから→お金は何をするにも重要だ
 お手伝いにお小遣いをあげるべきか?→べきだ→お金の使い方を知る良い機会となるから。→お金は何をするにも重要だ

少し強引でもいいんです。英語の試験なんですから。
そして複合問題はリスニングとリーディングの力を上げないとダメなので上の本とかで必死に勉強していきましょう。

4.ライティング対策
ここはリーディングに並んでお得な分野です。ここでの戦略は「簡単な英文法と単語でたくさん書きまくって逃げる」です。
この戦略をきっちり守れば20点はいけます!

さて使うのは先ほども紹介したこの本。
   
このブログを見ている方は大学に通っている方が多いと思います。できれば学校の先生(ネイティブ)に頼んで添削してもらいましょう。それを繰り返して自分のライティングスキルを磨き続けましょう。英文ライティングには「型」があります。 

最後に過去問を解いていきましょう。リーディングからスピーキングまで通して時間を測って解きます。
   

   

TOEFLは長く険しい道のりです。しかし京大は甘くないです。あきらめずにがんばりましょう。
辛くなった時はこの本を読んでみてください。私も受験時にお世話になりました。

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