大阪大学 経済学部 編入試験対策(5) 統計
阪大の対策シリーズも最後になりました。今回ご紹介するのは「統計」の勉強法についてです。
はじめに断っておきますが、統計学は数学が得意な人でもニガテ意識をもつ人が多いです。また阪大の統計学はかなり難しいです。
実際に統計がほぼ0点で受かる人もいます。私自身統計は4割で受かりました。
さて、それでは「統計」の対策について書いていこうと思います。
まず最初に確認してほしいことは、そもそも高校生レベルの統計学がわかっているか?です。そこで数学Ⅰ・Aの復習から始めましょう。
やるのは大学受験の定番「白チャート 数学Ⅰ・A」と「黄チャート 数学Ⅰ・A」です。青チャートはまあどっちでもいいです。とりあえずセンター試験を突破できるレベルなら大丈夫です。
この2つの本もまあこのサイトに来るような方は大丈夫だと思いますが、全部をやる必要はありません。やっておけばいいのは、数学Ⅰの「データの分析」と数学Aの「確率と場合の数」です。これがわかっていないと学部レベルの「統計学」の勉強に入った時に必ずつまづきます。
しっかりと学びましょう。
この次にやるのが石村先生の「やさしく学べる統計学」です。石村先生は統計学以外にも線形代数や常微分方程式などいろいろな分野の本を出版なさっていますが、どの本も非常に評判がよいです。
この次にやっていただきたいのが、マセマの「統計学キャンパスゼミ」2冊です。
以前はここまでやれば、それこそ満点近くとれたんですけど今だと点数が思うように取れないです。なので追加で勉強していく必要があります。
取り組むのは大屋先生の「コア・テキスト 統計学」です。
大阪大学の統計を分析すると明らかにこの本を意識して作られています。なので、この本は絶対にやりましょう。
(追記)このブログの名大・阪大対策を書くにあたって協力してくださった方が阪大の対策をさらに詳しく書いてくださっています。彼の記事の方は有料ですがTwitterの編入界隈では有名な方らしいのでもしかしたら役立つかもしれないですね。あまりこういう商品紹介したくないんですがこの記事に貢献しているので