神戸大学 経済学部 編入試験対策(1) 試験概要
今回ご紹介するのは西の名門神戸大学です。関東の方では神戸大学はあまり知られていないとのこと。しかし、神戸大は「東の一橋 西の神戸」といわれるほど経済学の研究に強い大学です。そのために経済の研究を深くしたい!という方にはおすすめの大学です。
ちなみに編入界隈では「京阪神」と呼ばれる京大、阪大、神大は編入3大難関大学といわれています。なんとなく神戸大の方が京大と阪大よりは簡単な気がします。
まあ阪大と京大のレベルが結構高めなんですが・・。
(神大経済 編入試験 概要)
【試験の時期】11月のはじめの方です。文化の日のことが多いです。
【試験内容】出願の時にTOEIC を提出。その後11月に数学と経済学の専門試験があります。そしてそれぞれを100点ずつとして300点満点です。これに加えて志望理由書と出身大学の成績が加味されます。
【受験資格】(1)学士とそれがその年度の3月までに見込まれる人
(2)大学に2年以上在学していて62単位以上を取得している人
(3)短大卒業生および高専卒業生
(4)外国において(1)~(3)のいずれかの資格を持っている人
【倍率】受験会場には100人ほどの人がいました。合格者は20人ですので倍率は5倍ぐらいですね。倍率はそこまで高くない・・からといって楽だというわけではありませんので油断せずに。
【難易度】難しい方に入ります。ただ最難関というわけではないです。
【合格点】いろいろな情報が出回っているのでなんとも言えませんが7割5分を目指した方がよいかと。
【かかる費用】受験料30000 宿泊費5000 交通費18500 TOEIC受験料10000 ※2020年4月よりTOEICの受験料が6000円台に値上がりするそうです。
参考書代(経済学) 15000 参考書代(数学)7000 つまり8万円ぐらいあれば十分ですね
あといわなくてもわかると思うのですが私は他の大学と併願しているので参考書代は1校だけだろうが3校ぐらい受けようがそれほどかわらないです。
【独学でいけるか?】神戸大は独学で行きやすい方だと思います。数学があるのが大きいですね。
【勉強期間】8か月は欲しいところですね。数学がニガテな人はもう少しかかると思います。
TOEICが2020年3月,4月,5月に新型コロナの影響で実施されませんでした。このように急に受けられなくなることもあるので早めにやりましょう。
(追記)令和3年度 神戸大経済学部編入試験ではTOEICの点数は提出を求めず、加えて英語独自試験の実施は行われなくなりました。