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経済学部 編入ブログ ~独学での攻略勉強法 教えます~

旧帝大の経済学部編入試験に独学で合格しました。あまり情報のない編入試験について受験生の方に情報を伝えられたら幸いです。

予備校には行くべきなのか?

 こんにちは、キウイです。
編入というか受験全般における「塾は必要なのか」論争ってありますよね? 

もちろん答えを言ってしまうと「人によります」なのですが、今回もうちょい突っ込んで私の意見を言っておきますね。
結論から言うと、いけるなら行ったほうがよいが、以前ほど行く意味は薄れたです。


なぜ薄れたか?
 1)英語の独自試験撤廃の影響
 編入試験は昔ほとんどの大学で英語の独自試験が課されていました。現在は独自試験を課すのは旧帝レベルだと阪大だけとなり、他はすべてTOEICTOEFLなどの外部試験です。そして、その阪大も今年の編入試験を持って独自試験は廃止され、TOEICTOEFLなどの外部試験になるそうです。
これまでは独自試験でどういった問題が出てくるのか過去問を手に入れない限り、わからずじまいだったのですが外部試験導入のおかげでその問題が解消されました。英語の比重が大きい編入試験では非常にありがたい変更だと思っています。

 2)過去問の流通
 著作権上かなりグレーなのですが、ここ2,3年で過去問の流通量は大きく伸びています。以前は予備校に行かないとまず入手できませんでしたが、今ではフリマサイトを通して誰でも入手できるようになりました。この変化は非常に大きいでしょう。

 3)情報の充実
 近年合格者系発信者がTwitterで現れるようになり、誰でも情報を手に入れやすくなりました。独学で合格された方も発信をしているので、この点も合格しやすくなった理由の1つといえるでしょう。

 4)料金の問題
 予備校のメリットとしては、問題を解けることや模試だと思います。ですが、そもそも月額などを考えると、そのお金で経済学の参考書を購入されたほうが良いと思います。毎月1000円ずつ参考書を買って問題を解いていく とかのほうが合格率も上がる気がします。まあ私が独学勢なので独学組の方を応援したいというバイアスもあるんだと思いますけどね。

ここまで批判してきましたが、それでは逆に行く意味としては
 ①独学はすべて自分で組み立てなくてはいけないが、予備校はその必要がないこと
 ②テキストが分かりやすいこと(これは予備校に通っていた同期はみな同じことを言っています) 
 ③自分の立ち位置が分かりやすい

これらですね。まあこうしたものに何十万と払う価値があると考えるなら、行ってもよいのではないでしょうか。
ちなみに予備校に行ったほうが合格率が上がりますか?と聞かれることがありますが、これはどちらでもないが正しい回答だと思っています。

実際予備校に行って合格する人は独学でも合格していたであろう人が結構多いです。なので予備校に行ったからといってあがるわけではないです。もし、予備校に通う場合でもこのことをしっかりと踏まえた上で通うようにしてくださいね。

それではまた。
 

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