名古屋大学 経済学部 編入試験対策(2) 経済学編
名古屋大学の経済学は曲者です。問われる知識、すなわち、解答するにあたって必要となる知識はそこまで難しいものではありません。
しかし、応用力が求められます。
今年の名大のミクロ経済学では競争均衡が出たようですが、割と苦戦した方が多いと思います。
まとめると、名大は”基礎~中級の知識を身につけ、その知識を使ってどういったことに応用できるかを考える”が大事だと言えます。
それでは対策を書いていきます。
名古屋大学は結構余裕のあるプランで行きます。
まずやるのは小暮先生の「落ちこぼれでもわかるマクロ経済学」と「今までで一番やさしいミクロ経済学」です。
これらは1回ざーっと読んでいってください。
そして次にから本格的に経済学に入っていきます。使うのは「らくらくマクロ経済学」と「速習!ミクロ経済学 2nd」です。
このらくらくレベルで解ける問題がけっこう多いです。
次にやってほしいのが芦屋先生の「ミクロ経済学」です。ミクロ経済学は少し難しめなのできちんと読んでおきましょう。
これらをやっていれば後は過去問を解いていきましょう。論述問題が多いのでミクロ経済学の本は何冊か読んでおいていてください。経済厚生の問題や課税の死荷重あたりがよく出ます。
あとコツとしては図をきちんと書くことです。図を書いたら解ける問題が多いのも特徴ですし、名古屋大学側も図を使っての解答をみとめています。
さて途中で出てきた「死荷重」の問題ですが少し演習したいところです。そこでこの参考書を推奨します。
この本は分厚いので「死荷重」と経済厚生のところを中心にやりましょう。経営学との兼ね合いも考えると全部やる時間はとてもじゃないですがないですし、そこまで必要ないです。それよりTOEICをやりましょう
ちなみにこの本は入学後にも役立ってくれるでしょう。