編入のためのTOEIC 勉強法(前半) まずは500点
大学編入を実施している各大学の編入学募集要項を見ていただけるとわかると思うんですけどTOEICのスコアを提出することを求めている大学は多いです。
それに加えて大学編入は専門科目で差がつかないことも多くどうしても英語勝負になることが多いです。なのでTOEICはしっかりと対策をしていきましょう。
この後の大学別編入対策でそれぞれの大学の目指すべき点数を具体的に書いていこうと思いますがとりあえず目標点をここでは「800点」とします。
ちなみに私の編入試験の出願時のTOEICの点数は825でした。
800点を目指す理由は1、努力でなんとか取れる点数であること 2、旧帝大クラスでも十分戦える点数であること 3、編入だけでなく就職にも有利になれる 4、他の英語試験よりも点数が比較的上げやすい
・・・・このように様々なメリットがあるからです。それでは対策を始めていきましょう。なお今回はTOEIC300点代ぐらいの人が500点到達するにはどうすればいいかを考えて書いていきました。この後のステップについては続いて記事を書いていきます。そして最終的に800点にいくという感じです。
まず何をすればよいか?
TOEICの点数がこのレベル(300点代)にある人は厳しい言い方ですが英語の基礎が出来ていないと思ってください。この段階ではまだTOEICの問題を解かなくていいです。
ちなみにこの点数はだいたい英検3級(中学卒業程度)ぐらいのレベルだそうです。
なのでこの時期は徹底的に基礎力を上げていきます。まず最初にやるべきことは「単語」と「高校までの基礎文法を固める」そして「英語の音になれる」の3つです。
「単語」・・・まあ当たり前なんですが英語に限らず語学ってその文章で使われている単語の意味がわからないと絶対にその文章の意味はわからないです。なので一番最初にやっていただきたいです。単語は「単純暗記」であり、どうしても時間がかかります。
最終的に800点を目指すので単語は一気にTOEIC800点レベルまであげましょう!
それでは単語帳を2,3冊この際購入してどんどん覚えていきましょう。
私なりの単語の暗記の仕方は「最初に1回すべて読み、その後一日当たりのノルマを決めて何度も繰り返す(私の場合は1日100個ずつ)」です。脳科学的にもこのやり方はおすすめされています。暗記のコツは反復です。とにかくその単語を見る回数を増やすことを意識してください。
一応おすすめの単語帳を紹介します。「Duo3.0」
「TOEIC L&R TEST 出る特急金のフレーズ」 「スーパー英単語 2400」などなど・・・。というかこの時期は英単語帳は結構何を使ってもOKです。高校卒業程度までの英単語をしっかりと覚えましょう。この後の英語学習のスピードは英単語の記憶領に大きく依存してくるので。
「基礎英文法」・・「単語」と同じくらい・・いやもっと重要なはずなのにあまり重視されていない気がするのが「文法」です。そして出来た気になってしまいがちなのも「文法」です。文法はつまり英語のルールです。学校のテストでは英語の成績がよかったのに英語が話せないという人はだいたい文法の力が弱いです。なので文法はしっかりと身につけましょう。TOEIC300点代の人はまずは中学レベルの英文法を一度軽くやりましょう。「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」をおすすめします。
次にやるのが「まずは400点! TOEIC TEST英文法」です。
これらを読んで「文法」を吸収してください。先ほどの「単語」と合わせればこれでリーディングの方はまあ250点前後いけるんじゃないかと。
「英語の音になれる」・・英語を聞き取るには二つのステージがあります。「音をキャッチできること」「その音がどういう意味なのかを理解できること」です。
そしてそもそも大事なこととしてスクリプトが流れてくる速度で英文を理解していけるか?ということです。そのためTOEIC500点までは英語のリスニング対策はリーディングの速度をはやくすることを重視します。スクリプトが流れてくる速度で英文が理解できるまではリスニング対策をやっても効率が悪いのでこれまでにあげた「単語」と「文法」の対策をしっかりとやってください。
そして、ちゃんと理解できる速度が上がったらまずは音になれていきます。スクリプトを見ながら流れてくる音を聞いて英語の発音をしっかりと単語と発音をむすびつけてください。あと単語帳にはCDがついているやつがあるのでそれを使って単語を覚えてみてもいいと思います。リスニングはそこまで対策しなくても500点は結構いけます。